AYAMAKI'S

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「SAW3」:おもしろかったところ・つまらなかったところ

※映画の感想です。ネタバレがあります。ご容赦ください。

 

ソウ3 (字幕版)

ソウ3 (字幕版)

 

 

 

ジグソーを生かし続けるために拉致された女性外科医のリン、事故で息子を失って復讐のために生き続けたせいで「救済ゲーム」に強制参加することになったジェフ。

その二人のゲームが同時に進行していくのが、SAW3の見どころです。

 

おもしろかったところ

個人的には、「過去に大切な者を奪った人物への赦しを与えられるか」というテーマは考えさせられるものがあり、惹きつけられてしまいます。

特に印象に残ったのが、息子を奪った犯人に対して軽い刑を宣告した判事を助けるかというゲーム。息子の遺品を焼却炉で燃やさなければ、判事を助けるためのカギは手に入らないという、精神をボロボロにする鬼畜仕様のゲームです。肉体的な苦痛ではなく、精神的な苦痛に耐えるゲームは初代のアマンダの時以来ではないでしょうか?

 また、この時の判事を殺す方法ですが、最初は「水責めか? ジグソーの割りにシンプルやな」と思っていたのですが、度肝を抜かれました。まさか腐ったブタの死体をミンチにして、その液体で溺れさせようとするなんて。いくら何でも手が凝りすぎですよ。だいたいブタの死体なんてあんな何体も仕入れられるもんなんですかね?

「SAW・FINAL」まで見た後での感想なのですが、ラスト5分ぐらいの絶望と焦燥はシリーズの中でも群を抜いていると思います。ドンデン返しという点では弱いのですが、見ていて心臓が一番バクバクしたラストは3でした。最後のテープが怖すぎます。

つまらなかったところ 

ストーリーの本筋が始まる前に2つのゲームがあるのですが、その部分が少し冗長すぎるような気がします。特に一つ目、トロイのゲームはかなり痛々しく、グロテスクさを強調しているので、初代からすると方向性の違いすら感じました。

もちろん、何の意味もなく2つのゲームが提示されるわけではなく、最後にジグソーからアマンダに向けて告白される内容の伏線になっているのですが、もう少しサクッと終わらせても良かったのでは。

また、結局ジェフはジグソーのところまで辿りつくのですが、あれだけ挑発されたらまず間違いなくキルしてしまうと思うのです。「お前、どれだけ煽るねん」と。それがあるから最後のジグソーの勝ち誇ったような笑顔が後味の悪さを生み出してしまうのでしょう。

それにどうせジェフがジグソーを赦したところで、助け出されるまでにジグソーの心臓が止まって、リンの頭はパーンされる運命ですよね?

 

おわりに

ジグソーがキルされてしまうという、初代と2を見てきた方には結構衝撃的な終わり方をします。現在では続編が出ていますから「ジグソー死んだけど、どうすんの?」という疑問が絶対に発生すると思います。その疑問があるからこそ、続編を見ようという気にさせてくれるエンドです。

最後の高速ハイライトが終わる、スタッフロールの直前に表示されるリンの遺体が、夢に出てきて、声を上げて飛び起きました。トラウマ。

 

 

 前作の感想です。

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