AYAMAKI'S

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「SAW5」:おもしろかったところ・つまらなかったところ

※映画の感想です。ネタバレがあります。ご容赦ください。

ソウ5 (字幕版)

ソウ5 (字幕版)

 

 

SAW4のラストで二代目ジグソーが明らかになったので、SAW5では二代目ジグソーとそれを追うストラム捜査官というのがメインストーリーです。

もうひとつはボンクラ五人組が囚われているところから脱出するために、ゲームに挑戦していくというもの。

おもしろかったところ

ストラム捜査官がどのようにして二代目ジグソーに迫っていくのか、というのはやはり見ていて次が気になるポイントです。

あと初代ジグソーと二代目ジグソーの出会いとゲームがあるのですが、そのシーンがSAW5で一番緊張感のあるところではないでしょうか。「殺人は不愉快な行為でしかない!」と初代ジグソーが叫んだときには思わず「なんでやねん」と突っ込みを入れてしまいました。

最後の最後でストラムと二代目ジグソーが対決するのですが、その結果はなかなか残酷でえげつないです。普通に死ぬだけでなく汚名まで着せられるわけですから、シリーズでもストラムは可哀想な最期を遂げたキャラクターといえますね。

 

つまらなかったところ

なぜか「SAW5」の五人組のゲームについては何となく突っ込みどころ満載な気がするんです。

「ガラス瓶を割って避難場所へのカギを探すゲーム」では避難場所が明らかに広くて、数人入れるのはひと目で分かるでしょうし、「5つの電極をつなぐゲーム」では別に人の体に刺さなくても、服を濡らせばいけたはずです。

「ノコで手を切って、ビーカーに血を貯めるゲーム」はそもそも自分の意思であそこまで手を切れるのか、と思いました。それに「手を入れないとビーカーまで液体を通すための穴が開かない」というのは服でも詰めておいて、お◯っこでも流しこんでやればいけたのではないでしょうか。

ともかく五人組のゲームの内容と装置に何となく「手抜き」のようなものを感じるし、突っ込みどころがあるせいで、五人組の会話がいかにも芝居臭くなってしまっています。あと、今までのSAWに比べると死ぬときに割りとあっさり死ぬなぁという印象でした。

とにもかくにもメインのゲームに登場する五人組がボンクラで、感情移入させられるようなキャラではなかったので、「あ、また死んだわ」ぐらいにしか思えません。

 

まとめ

SAW5はゲームで「誰がどうやって死ぬか」に面白さを見出そうとすると、いまいちなようです。「犯人にどうやって迫るか」というスリラーとしての面白さに目を向けた方が楽しめる作品だなと感じました。

 

お疲れ様でした。

「SAW4」:おもしろかったところ・つまらなかったところ

※映画の感想です。ネタバレがあります。ご容赦ください。

ソウ4 (字幕版)

ソウ4 (字幕版)

 

 

「SAW」シリーズという見る人によっては非常に嫌な気持ちになる映画の感想をこうも立て続けに書いていると、なんだか自分自身もおかしくなってきたような気がします。

「SAW3」で物語の主要人物であるはずのジグソーが死んでしまったわけですが、「SAW4」はジグソーの検体シーンから始まります。スタートから非常にグロテスクで衝撃的ですが、「SAW4」で一番グロいのはこの検体シーンなので、ここを乗り越えれるならこの後も問題なく見れるはずです。

 

おもしろかったところ

今回メインのゲーム参加者となるのは、SWATの隊長であるリッグですが、この人の猪突猛進ぶりがすさまじい。誰もかれも救いたいというリッグの執念を叩き直そうというのは、少しジグソーはお節介が過ぎるような気がしてテープが再生される度に笑ってしまいそうになりました。

あと、ジグソーの妻が主要人物として出てきて、ジグソーがどうして「命の救済ゲーム」をするようになったのかが語られていきます。メインストーリーよりも、個人的にはこちらの方が興味を惹きつけられました。

ジグソーの初めての「命の救済ゲーム」では、椅子がぶっこわれてしまい、まさかの失敗。もうちょっとしっかりした椅子使えよ……、と突っ込みを入れたのは私だけではないはず。

つまらなかったところ

リッグがあまりにも猪突猛進すぎて、途中からマシュー刑事があの世送りになるのが簡単に想像できてしまうところ。っていうか、わざわざ氷で頭パーんする装置なのが、「なぜ氷で……」となりますよね。3の豚ミンチ装置は単なる水で窒息させるより苦しむだろうというのが想像できるのですが。

あと「お前が犯人か」という驚きは確かにあって、最後に二代目ジグソーが明らかになりますが、初代SAWと違って「二代目ジグソー」も色々と途中で発言するシーンがあります。そのため、二回目以降見たときに二代目ジグソーのセリフが白々しくて楽しめないです。初代はジグソーが誰か知っていても伏線に気づくとかの面白さがあると思います。それが4には少し欠けているように感じました。

 

考察・まとめ

何か4を見て感じたのは「ジグソーは本当に命の救済をしたいのか」ということです。「人は死に直面しなければ人生の大切さに気づけない」というのは分かるのですが、「こんなん絶対殺す気やろ」というようなゲームがあったりするので、単に苛つかせた人間をキルしてまわる狂人にも見えてきました。

あと、やっぱり4作目ぐらいになるとどうしてもマンネリ化してきますね。面白いのは間違いないですが、やはり初代の興奮というのはない気がします。

 

お疲れ様でした。

「SAW3」:おもしろかったところ・つまらなかったところ

※映画の感想です。ネタバレがあります。ご容赦ください。

 

ソウ3 (字幕版)

ソウ3 (字幕版)

 

 

 

ジグソーを生かし続けるために拉致された女性外科医のリン、事故で息子を失って復讐のために生き続けたせいで「救済ゲーム」に強制参加することになったジェフ。

その二人のゲームが同時に進行していくのが、SAW3の見どころです。

 

おもしろかったところ

個人的には、「過去に大切な者を奪った人物への赦しを与えられるか」というテーマは考えさせられるものがあり、惹きつけられてしまいます。

特に印象に残ったのが、息子を奪った犯人に対して軽い刑を宣告した判事を助けるかというゲーム。息子の遺品を焼却炉で燃やさなければ、判事を助けるためのカギは手に入らないという、精神をボロボロにする鬼畜仕様のゲームです。肉体的な苦痛ではなく、精神的な苦痛に耐えるゲームは初代のアマンダの時以来ではないでしょうか?

 また、この時の判事を殺す方法ですが、最初は「水責めか? ジグソーの割りにシンプルやな」と思っていたのですが、度肝を抜かれました。まさか腐ったブタの死体をミンチにして、その液体で溺れさせようとするなんて。いくら何でも手が凝りすぎですよ。だいたいブタの死体なんてあんな何体も仕入れられるもんなんですかね?

「SAW・FINAL」まで見た後での感想なのですが、ラスト5分ぐらいの絶望と焦燥はシリーズの中でも群を抜いていると思います。ドンデン返しという点では弱いのですが、見ていて心臓が一番バクバクしたラストは3でした。最後のテープが怖すぎます。

つまらなかったところ 

ストーリーの本筋が始まる前に2つのゲームがあるのですが、その部分が少し冗長すぎるような気がします。特に一つ目、トロイのゲームはかなり痛々しく、グロテスクさを強調しているので、初代からすると方向性の違いすら感じました。

もちろん、何の意味もなく2つのゲームが提示されるわけではなく、最後にジグソーからアマンダに向けて告白される内容の伏線になっているのですが、もう少しサクッと終わらせても良かったのでは。

また、結局ジェフはジグソーのところまで辿りつくのですが、あれだけ挑発されたらまず間違いなくキルしてしまうと思うのです。「お前、どれだけ煽るねん」と。それがあるから最後のジグソーの勝ち誇ったような笑顔が後味の悪さを生み出してしまうのでしょう。

それにどうせジェフがジグソーを赦したところで、助け出されるまでにジグソーの心臓が止まって、リンの頭はパーンされる運命ですよね?

 

おわりに

ジグソーがキルされてしまうという、初代と2を見てきた方には結構衝撃的な終わり方をします。現在では続編が出ていますから「ジグソー死んだけど、どうすんの?」という疑問が絶対に発生すると思います。その疑問があるからこそ、続編を見ようという気にさせてくれるエンドです。

最後の高速ハイライトが終わる、スタッフロールの直前に表示されるリンの遺体が、夢に出てきて、声を上げて飛び起きました。トラウマ。

 

 

 前作の感想です。

blog.ayamaki.com

 

「SAW2」:おもしろかったところ・つまらなかったところ

※映画の感想です。ネタバレがあります。ご容赦ください。 

前作は汚い浴室に二人と死体? でしたが、SAW2では古びた洋館らしきところに閉じ込められた8人の男女の生き残るためのゲームが主軸になります。

8人も居てるにもかかわらず、前作のように足かせを嵌められていないので
「お? これはデスマッチの始まりか?」という期待を持たせてきますね。

 

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おもしろかったところ

8人も閉じ込められていて、毒ガスによるタイムリミットもありながらのゲームですから、それぞれの性格から発生する人間ドラマは初代よりも濃厚な感じがします。

また初代でジグソーの正体は判明しているので、そこをどうするのか気になっていましたが、まさか警官とジグソーの顔を突き合わせての直接対決があるとは思いませんでした。マシュー刑事とジグソーのやりとりを通じて、どうしてジグソーが「生き直しゲーム」をするようになったのかが少しずつ明らかになっていくのも、作品に深みを与えている感じがしてわたしは好きです。

ただ、自殺をして助かったからといって「命を大事にしないやつは許せない」という考えに至るのは結構クレイジーですよね。そこに至るまでの経路はあんまり理解できません。「アホかコイツは」という気持ちのほうが強いです。

あと、マシュー刑事がジグソーをボコるシーンで、ジグソーがマシューをそれでも挑発するのにはなぜか笑ってしまいました。

つまらなかったところ

閉じ込められた8人の中に、やたらと攻撃的なザヴィエルという男がいるんですが、こいつのクズっぷりが、なかなか不愉快です。登場人物があまりにクズすぎると、共感しづらくなるので、ザヴィエルは早く外してほしかったかなと思います。それかもうちょっと苦しませるか。ザヴィエルみたいなタイプの人間は、絶滅して欲しいぐらい嫌いなんです。

あともう一つ残念な点を挙げるなら、折角、登場人物が8人も居るのに協力して何かをするというのがほとんど見られなかったところ。どうせなら、一つぐらいゲームをクリアして解毒剤をゲットしてからの奪いあいというのも見てみたかった気がします。

おわりに

名作と呼ばれる初代を見た後だと、どうしても霞んでしまいやすいですが、2つの時間軸をまるで同時に行われている出来事だと錯覚させられたりして、「そういうことか~」とため息をつかせられる映画なのは変わりありませんでした。

最後のドンデン返しも、「お前もか」となること必至で、終わりまでドキドキしながら見れる映画でした。

 

↓前作の感想。

blog.ayamaki.com

 

「SAW」:おもしろかったところ・つまらなかったところ

※映画の感想です。ネタバレがあります。ご容赦ください。

  

今年の11月10日に公開される「JIGSAW(ソウ・レガシー)」が、職場で話題になったので、そんなに「SAW(ソウ)」シリーズが面白いならと一気に観ましたので、その感想とまとめを書きます。

しかし、世の中に映画批評サイトやブログは幾つもあり、ストーリーの説明・考察などわたしのようなブロガーでは太刀打ちできないレベルの方も多くいらっしゃいます。シンプルにおもしろかったところとつまらなかったところだけまとめて残したいと思います。それにストーリーだったらwikipediaとかでも見れますからね。

 

ソウ(字幕版)

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おもしろかったところ

自分で殺すわけではなく、「自分から死んでしまうように追い込む」という陰湿な連続殺人犯「ジグソー」というのは、今まで観たことがないようなタイプの犯人だったので新鮮でした。

印象に残ったのは「口に嵌められる逆トラバサミ」で、自分がはめられるのを想像するだけで、アゴの辺りがむず痒くなります。ああいう装置を自分が付けられたら、と想像して震えるのもたまにはいいかもしれませんね。もちろん会社のむかつく人間に使うのを想像するのも、ストレス発散には良いかも。

ただ、「逆トラバサミ」は殺していないとは言えないんじゃないかというのが、率直な感想です。むしろキルする気まんまんでしょう。

この作品は「ジグソーが誰か分からず、それを探していく」というのがストーリーの主軸であり、最後の最後までジグソーの正体が明かされません。何度か見返すと張られた伏線に気づくこともできるんですが、初見は絶対びっくりしますよね。やっぱり、あの最後の大ドンデン返しがこの映画の一番の魅力でした。

つまらなかったところ

本当に特にありません。強いて挙げるとするならば、タップ刑事がなかなかに気持ち悪いですね。。特にシンが頭をふっとばされてしまった後、日本語吹き替え版でタップ刑事がシンの名前を呼ぶときの響きはこの映画で一番寒気がするポイントな気がします。

 

タップを演じるダニー・グローヴァーさんは「リーサル・ウェポン」シリーズで結構好きだったので、後からこの映画を見ると少しショックを受けました。

 

おわりに

いやぁ、初代「SAW」はやっぱり名作でした。見よう見ようと思ってずっと観ていなかったのですが、もっと早く観れば良かったと後悔してます。

初代が面白くなかったら、レンタルした「SAW」シリーズのDVDは即ツタヤに返そうと思っていましたが杞憂でした。その日の内に一気に見ることを決意してしまいました。

2を見ることへのワクワク感はなかなかです。